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レジリエンス/resilience
レジリエンスとは、弾力、回復力、復元力という意味を持つ言葉。ストレス(stress)と共に、物理学の分野で使われていた言葉だが、近年では個人・組織ともに通用する「さまざまな環境・状況に対しても適応し、生き延びる力」として使われるようになった。

自分の人生を自分で舵取りしながら生きていく力を指す。
自分の力で生きる力がなければ、自らの生命を他者に預けることになる。必要なのは、仕事を通じて、新しい知識を身につけ、様々な体験をし、いろいろな人に会うことで、やはり、人は磨かれ、成長していくことが可能になる。人に感謝され、そのことが自信となり自尊感情を高めていく。
そのためには安易な道よりも困難な道にチャレンジしていく強い心が必要になる。

調査の結果、逆境を乗り越えた人たちは、困難な状況に圧し潰されることなく、「状況に準じて生き抜く回復力」を持っていることがわかっている。
レジリエンスが高い人の特徴としては、自分の人生への信念があり、なおかつ社会的視点を持っていることが挙げられている。
・自尊感情・自己肯定感がある
・自己決定力と行動力がある
・長いスパンで働き方を考え、仕事を誠実に果たす
・信頼できる人間関係があり、新たな人間関係を構築する力がある

レジリエンスが低い人の特徴は以下の通りである。
・家族という強い規範のもとで育ち、自分でなく家族の利益・意思を優先させる
・自尊感情はあっても、自己決定という概念はない
・他者への依存傾向がある
・新たな人間関係を構築する意思がない











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by stylejapan | 2018-03-27 08:41 | 生活創造プロジェクト
エンパワーメント/Empowerment
エンパワーメントとは、組織の構成員一人ひとりが「力をつける」という意味。

企業経営においては、組織としてのパフォーマンスを最大化するために、現場に権限を与え、個々の自主的・自律的な行動を引き出す支援活動を指す。

20世紀を代表するブラジルの教育思想家であるパウロ・フレイレの提唱により社会学的な意味で用いられるようになった。エンパワーメントの概念がフォーカスしているのは、人間の潜在能力の発揮を可能にするよう平等で公平な社会を実現しようとするところに価値を見出す点にある。

エンパワーメント概念の基礎を築いたジョン・フリードマンはエンパワーメントを育む資源として、生活空間、余暇時間、知識と技能、適正な情報、社会組織、社会ネットワーク、労働と生計を立てるための手段、資金を挙げ、それぞれの要素は独立しながらも相互依存関係にあるとしている。













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by stylejapan | 2018-03-25 09:56 | 生活創造プロジェクト
手仕事を基盤に
情報化が進むに違いない21世紀には、私たちの暮らしは、かなり画一的なものになるかもしれない。
基本的な着るものはユニフォームのようになってしまうのではないか。
コンピューターは、インプットされたプログラムに、お客様の好みを加えて、一見オーダーメイドに仕上げてくれるだろう。
20世紀のデザイナーは感性をベースに仕事をしてきたけれど、21世紀にはデザイナーは、より科学の勉強が必要になってくるに違いない。新しいテクスチャーや機能の開発が最優先される時代になる。私の夢かもしれないが、予感はかなり確かなことにも思われるのである。

だから、人間が手で創り上げる物は、より創造的な希少価値となり、新しいアートとして分類されるのではないか。
かつてはオートクチュールのメゾンはデザイナー自身の城であった。ディオールやバレンシアガやシャネルも世を去り、後継者は創始者ほどの強烈な個性もなく、資本家にメゾンとその名前を莫大なお金とひきかえに売り渡し、商業主義による事業として、故人のイメージが強調される。

しかし、残された職人たちによって、アトリエの技術は故人独特の技術とテイストを継承している。ひと頃、職人たちの高齢化や職人技を受け継ぐ人が少なくなってきたといわれたが、最近ではまた、そうした手仕事に興味を持つ若い人たちがふえてきたのは、うれしい。このハンドクラフトを貴重な伝統工芸として残し、日々、人間の頭脳によって革新されていく科学的な生活産業と共存させていきたいものだと、私は願っている。(森英恵)








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by stylejapan | 2018-03-21 09:45 | 生活創造プロジェクト
協働する共同体
参画者の能力を最大限に活かすには、従来型の組織では限界がある。組合団体のような組織も同様である。

そもそも組織は、それぞれ得意分野を伸ばして、欠点を補い合うために発明されたはずである。そうでなければ、それぞれが勝手にやればいいことになる。なので、それぞれの苦手分野を食わず嫌いで苦手だと思っている場合を除けば、得意な人がカバーすれば最強の組織になる。

「協働する共同体」が目に見える成功を収めるためには、まず組織の「共通目的」を定め浸透させること。そして共通目的のため、自分の役割を超えて仕事のできる「貢献の倫理」を醸成すること。さらに柔軟性を保ちつつ規律を持って共同作業に取り組めるようなプロセスを構築し、協働が尊重されるような仕組みを整備することである。





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by stylejapan | 2018-03-03 06:00 | 生活創造プロジェクト