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人間の本源的な強さは、裸の人間の中にだけ宿る
「貧乏でも自分には力があるから平気」というのが人間の強さというもので、これを捨てたら、人間はおしまいである。「若い男が貧乏であるということは、人間の歴史を貫く真実で、そしてこのことこそが人類の未来を開くキーである」というのは、社会生活というものを営むようになってしまった人間の本質は“若い男”であって、若い男は強く、そして若い男は強くあらねばならないという、それだけのことである。強いんだから貧乏でもいい、なぜならば、“富”とは、その“強さ”がもたらしたもので、自分の弱さを隠ぺいするために“富”という武器を使ったら、その人間社会は根本を衰弱させて滅びてしまうという、それだけの話なのだ。 橋本治






by stylejapan | 2019-04-24 05:57 | 生活創造プロジェクト
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