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考える
「考える」とはどんな働きであるか。

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今から50年前、大宅壮一氏の「テレビというメディアは、人間の想像力や思考力を低下させ一億総白痴化につながる」という発言が話題になったが、情報化社会の進展は、考える力、特に想像力を衰微させるといわれる。

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心理学では、思考という働きは、観察や記憶によって頭の中に蓄えられた内容をいろいろ関係づけ、新しい関係を作り出す働きとみなされている。つまり、思考力とは「関係づける力」といわれている。

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別の角度からは、理屈や常識と言われるものから離れて、心を研ぎ澄まして、自分と向き合うことである。
理屈や常識にとらわれることは、考えることを放棄していると言えるだろう。そして論理とは考えないための方法論ともいえる。


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課題に対して、頭の中に蓄えられた内容を取り出しながら、答えとなる候補を挙げながら、推理を働かせる、あるいは、まとめ上げようとする行為である。耳を澄まし、心を平坦にして、気持ちを柔軟にしながら、新しい答えにたどり着こうとする。

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そして、さらに「考え」が洗練されるためには、自分とは異なる価値観や行動をとる人との出会いが重要となる。今まで携えてきた常識が覆されることが、「考え」のブラッシュアップには欠かせないからだ。

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by stylejapan | 2015-01-18 09:17 | 生活創造プロジェクト
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