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美しいという基準
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深い森に踏み込んで緑の生態系を目の当たりにしたとき、街を歩いていて、どこからかグレン・グールドのバッハが聞こえてきたとき、美的感動が訪れてくる。

美的感動は非日常的であり、猥雑さから解放される瞬間であるが、その機会は多くはない。

仕事上で何かを決めるとき、正しいかどうかの議論、それぞれが培ってきた知見、あるいは子供時代の体験など、何かを判断するときには、様々な判断基準が飛び交うが、美的感動は議論の対象にはならない。

しかし、美的感動を仕事の基準におく人だけが、様々な分野で突き抜けた存在感を出す人ではないだろうか。




『毎日を生きていく上で、さまざまな選択肢が目の前に現れる。そんなとき、何を基準にものごとを判断し、自分の行動を決めたらいいか。私の基準は「美しいかどうか」だ。』(平山郁夫)







by stylejapan | 2014-05-14 20:02 | 地域再生
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