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コンビニ受信を控えよう
コンビニ受診とは、「病院が24時間開いているから、具合が悪いからといって、昼夜を問わず軽症で病院に駆け込む行為」のこと。
そのことで重篤な患者が手遅れになることだってあるし、医師を心身ともに疲弊させてしまうことにつながってしまう。
そもそも「自分の体は自分で守る」ことが基本である。そのためには、少しでも正しい医療知識をひとりひとりが身につけることが課題だ。
以前にも紹介した、兵庫県丹波市の市民グループ「県立柏原(かいばら)病院の小児科を守る会」は子育て中の20代、30代の女性たちが、廃科寸前だった小児科を救い、以前よりも充実した小児科医療体制を実現させたが、そのまでの道のりにおいては自分たちでセルフケアについて勉強した経緯がある。
彼女たちが呼びかけたスローガンは次の3つである。
1.コンビニ受信を控えよう
2.かかりつけ医を持とう
3.お医者さんに感謝の気持ちを持とう
医師を同じ人間であることを踏まえて、コミュニケーションを活発にしたことが互いの信頼関係につながり、病院自体の体制の充実につながった。

製薬会社や開局薬剤師もこのことから発想の転換を図っても良い時代になっているのではないだろうか。
それは市民ひとりひとりにきちんとした医療・医薬品の啓蒙をしながらのビジネスの探求ではないだろうか。
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by stylejapan | 2011-01-19 11:25 | Selfcareについて
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