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ブレイクスルー
マイナス思考とは、古くは「心配性」「取り越し苦労」などとも呼ばれたが、行動を起こす前に否定的な結論を出したり、想像をめぐらせたりして内向的になる。自分の行く手をさえぎる壁(問題)を前にして、あきらめる。現実の悪い面に着目したり、今後の展開についても、悪い方向へ進むだろうと考える。

プラス思考とは、活発的にいろいろと行動し、失敗をしてもすぐに切り替えて次の行動に移したりする。何かをする時も、あまり不安要素を考えず、とりあえず行動してから、ダメだったらまた次を考えようと、常に前向きに考えたりする。自分の行く手をさえぎる壁(問題)を、なんとかして乗り越えようとする意志を持つ。現実のよい面に注目したり、今後の展開についても、よい方向へ進むだろうという思考。

挫折や修羅場をくぐってきた人ほど、その経験を糧に、プラス思考の人が多い。つらいことから逃げ出さない勇気やチャレンジした経験によってプラス思考は培われるのかもしれない。

ブレイクスルー思考とは、目の前にある壁そのものを解決することに価値を見出し、それらを価値のある試練として受けとめることにより、その壁を自分の中に吸収しながら問題点を見つけ出し、知恵と工夫によって一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していく思考方法。

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# by stylejapan | 2017-04-04 08:31 | 生活創造プロジェクト
強い店、強い個
「商店街」という言葉は、住民や来訪者にとっては街へのゲートウェイとしての「場所」であるが、商店街組合という「集団」の組織を指すことがある。国による支援の対象も組合であった。補助金によってアーケードやカラー舗装、街灯などが整備されてきた。

元々はなにもない所に「強い店」が生まれ、その周辺に店が増えることによって「商店街」が形成されていったわけだが、今では廃れていても既存店から新たな出店に対して拒否反応があったり、特に同業者の出店ともなれば難しかったりする。

そして、この流れからは商店街の再生は不可能である。再生へのプロセスは、商店街形成の原点に立ち戻り、成功を目指してリスクを背負って挑戦する「強い店」が誕生し、そこにお客さんが集まり、さらに「強い店」が増えていく、「店が店を呼ぶ」という流れを作っていくことだと思う。

イベントにエネルギーを費やすよりも、期間限定の実験店舗の方が有効だと思う。目的は出店を促すためのデモンストレーションであり、「場所」の可能性を知ることにつながる。

「場所」としての商店街、「集団」の組織としての商店街、このあたりの整理が不可欠になる。

商店街に限らないが集合体として進化するためには「強いリーダー」の存在によるものではなくて、「強い個」の集まりであることが条件になる。個々の目的意識が明確であり、仕事を通じて社会へ貢献したいという想いが強さにつながっている。そして社会をより豊かにしたいという点で全体のベクトルが自然と共有されている。






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# by stylejapan | 2017-03-18 20:30 | 生活創造プロジェクト
切磋琢磨の環境とフリーライダー
ある集団がそれぞれのメンバーの努力や貢献によって付加価値を産み出すとき、自分は何も貢献せず、他のメンバーの貢献によって得られた集団としての付加価値の恩恵にはあずかる人のことを、集団の利益に“タダ乗り”する人という意味で「フリーライダー」といい、本来は社会学や経済学などで使われる学術用語。

集団の秩序は、価値観の共有や協力行動によって形成されるとするが、アメリカの経済学者であり社会学者でもあるオルソンは「人間のエゴイズムの本性」によってフリーライダーの参加を批判した。オルソンは著作「集合行為論」において集団の秩序は、こういった利己的で貢献意識の弱いフリーライダーが増加することによって崩れやすくなるという警鐘を鳴らした。

参加することによって報酬が得られない集団においては、個々に目的意識が明確にあり、社会全体に貢献しようとする協力行動そのものへの使命感を持っていることが条件になるが、マズローの「人間性の本質」において低次の欲求に挙げられている「所属の欲求」を満たすために参加することもあり、その場合は集団を「仲良しクラブ」に導くことがある。

フリーライダーを防ぐには、互いが切磋琢磨できる機会と互いを健全に批判しあえる人間関係の重要度が社会科学の研究でも証明されている。







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# by stylejapan | 2017-03-10 05:31 | 生活創造プロジェクト
「場」の進化に貢献できる人、困った人
フランスの劇場で起こったテロによって妻を失った記者アントワーヌ・レイリーは、自身のFacebookに次のようなメッセージを投稿した。「僕は、君を憎まない。金曜日の夜、君はかけがえのない命を奪った。君は僕の人生最愛の人で、僕の息子の母親の命を。それでも君は僕の憎しみの対象にはならない。君が誰なのか知らないし、知りたいとも思わない。だから僕は君に憎しみを贈りはしない。君はそれを望んでいるだろう。でも君に対して憎しみや怒りの気持ち抱くことは、今ある姿に君を育てた無知と愚かさを受け入れるのと同じことになる。君に費やす時間はもう無い。昼寝から目覚めようとしているメルヴィルを見に行かなくちゃならない。メルヴィルはまだ17か月にもなってないんだ。彼はいつも通りにごはんを食べるだろうし、僕らはいつものように一緒に遊ぶ。そしてメルヴィルはこれからもずっと幸せで、自由であることによって、君たちを脅かすことになる。君はメルヴィルにとっても、憎しみの対象にはならないのだから」。

この記者の場合、物理的、肉体的、また精神的に攻撃を受けたわけだが、それに比べて日頃の人間関係で相手がこちらに視線を向けてきた、イヤミを言ってきた、非難をぶつけてきた、として、記憶に刻んで、思い出して、相手を裁いて、攻撃して、という精神状態に陥りがちな人は困った人たちである。

また、自分のことを認めてほしいといった承認欲求、あの人とは話が合わない、分かりあえないという不満、不快な過去の体験など、これらは不満の自己発電でしかない。仕事でもスポーツの試合でも、ここに意識が向く人は上手くいかない。

そしてまた、心地良さだけを求める人も、仕事がうまくいかないことが多い。人間関係が苦手、人の目が気になる、失敗して落ち込んでしまうことも多いだろう。つまり感情に振り回されている人たちだと思う。

快も不快も一時期な出来事でしかない。快や不快の感情に左右されない人は、忘れ上手かもしれないが何よりも自分にとっての目的、目標があるからこそ、それらを意識せずに進化していくことが出来る。このことから集団で構築した空間によって変化を起こすためには、感情面での切り替えが早くニュートラルな精神状態を意識しているメンバーだけで構成されることが理想である。














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# by stylejapan | 2017-03-09 18:38 | 生活創造プロジェクト
「場」のエネルギー
ミーティング、そして展示会は、それぞれが持つエネルギーを結集して、その総和よりも大きな推進力を発揮することを目標にしている。

ジョークを飛ばしてもいいし、カジュアルな語り口調でもいいし、堅ぐるしくなくても楽しく発言していい。

だが、発言の中身は明確にしないといけない。つぶやきのような発言や語尾があいまいな発言は、次に発言する人の勢いをそぐことになる。さらに沈黙は「場」からエネルギーを奪いかねない。

発言することは、「場」にエネルギーを提供することだ。「場」のエネルギーを受け取ったら、「場」にエネルギーを戻す。展示会も同様である。それぞれが自分のエネルギーを「場」にプラスすることによって、それらが増幅し「豊かな空間」をつくることが出来る。







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# by stylejapan | 2017-03-05 05:15 | 生活創造プロジェクト
社会との関係性
日本の社会では、会社や学校という箱を離れたら、個人として再び社会に居場所を切り拓くことが難しいと考える人が多い。

外国と違って日本の場合は、学校を出たら就職への道が今でもあるが、仕事について何も分からない人をトレーニングして一人前にしていくプロセスは世界的には珍しいことで、仕事が出来るから雇い入れるが常識のはずである。

それからすると、居場所を失っても「また築けばいい」といえる。そのときに「自分のことを分かってほしい」では社会との関係は築けないと思う。自分のことを理解してもらうことによって関係性を築いていこうとするのではなくて、「社会の一員である自分」 として具体的にどう社会に貢献していくのか、その姿勢や努力が大切になると思う。

社会的自分の居場所は、失敗と挑戦を繰り返しながら仕事を極めていく姿勢の中で築かれていく。

また、このことはブランディングにも共通するはずである。









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# by stylejapan | 2017-03-02 00:43 | 生活創造プロジェクト
社会に目を向ける
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ファンが集まる人とそうでない人では、それぞれが認識する空間が異なるのだと感じる。

地方においては地縁、血縁関係が身近にあるせいか、どうしても自分と周囲の人の存在が大きな位置を占めている場合が多い。

そこでは、自分と周囲の人との関係に意識が集中する。社会はその延長線上にあると捉えるかもしれないが、実際の社会は自分や周囲の人とは関係なく存在している。

要するに社会にほとんど目を向けていない場合が多い。
何をつくるか、どんなサービスを提供するか、これらは事業の重要な課題であるが、そのためには社会に目を向けて、社会の課題解決に向けて事業を展開することでなければ、結果として、ファン獲得の目標は実を結ばない、社会とはつながらないことになる。






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# by stylejapan | 2017-02-22 06:47 | 生活創造プロジェクト
すべては自分との競争 その2
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ブランディングとは、仕事を通じて自分が伝えたいこと、表現したいことに対してのファンの獲得が目標。

そのためのチェックポイントは「人が集まる人間になれているか」ということ。自分が探求しようとするテーマに対して世の中の共感を得ることが出来ているかどうかにある。

人が集まる人間になるには「求める人」 から、 「求めない人」 を飛び越え、 「与える人」 を目指さなければならない。「求める人」とは自らを弱い立場におく人をいう。自立心よりも依存心が先行する人である。名誉や権威にすり寄る人もその範疇に入る。

売れそうなものをつくるのではなくて、かならず売ることが出来るものをつくれていること。そのためには、「他人に求める」 から 「自分に求める」 への姿勢への転換が必要になる。

価格以上のサービスを提供する、困っている人がいたら、進んで助ける。 ここで見返りを期待する人とそうでない人では信頼感は大きく異なる。

「他人に与える」 とは「他人に貢献する」ことである。そのためには、自分の能力を高めなければならない、つまり 「自分に求める」 必要がある。常に昨日の自分との競争である。もし、昨日の自分との競争に勝ったものが世の中に通用しないなら、もっと格上と競争することである。

そして「他人」とは社会のことであり、閉鎖的な組織や、因習的な集まり、馴れ合いの人間関係とは異なる。社会(他人)が抱えている課題に対して貢献することに対して人が集まる。これがブランディングである。



 






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# by stylejapan | 2017-02-21 06:32 | 生活創造プロジェクト
すべては自分との競争
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モノやサービスが評価を得てファンの獲得につながるためには、その対象となる人たちが理想とするライフスタイルに迫らなければならない。

未熟な思考回路を使いまわしても、新たなモノゴトを創出することは出来ない。その未熟さは、すべて自らに原因がある。

考え方や価値観を改善するには、自分よりも優れた人の考え方や価値観に触れる必要がある。

ライフスタイルへの理解を深めるには、自らもライフスタイルを変えなければならない。

昨日までの自分を続けながらでは理解が深まらず、今までの状況を改善することは出来ないにもかかわらず、多くの人たちは変えることを選択しない。

変えることには不安や不満がつきまとうために、中には他者への批判で自らをごまかす人もいる。他人を攻撃するのではなく、類友と徒党を組むのでもなく、未熟な自分とひたすら戦う。その姿からファンが生まれてくる。

成長しない人の多くは本人が 「変わらない」 と固く決心したから、なのだそう。結局は 「今の自分」 でいる方が楽、つまり幸せになる勇気がない から、と心理学では説く。






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# by stylejapan | 2017-02-18 08:37 | 生活創造プロジェクト
地方の活性化 その2
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地域経済を考えるときに重要なことは、生産面での強み、雇用、地域の住民の所得が地域内で消費されているかの3つの経済構造に着目する必要がある。

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地域の中で付加価値を生み出している産業は何か。地域に集積している産業は何か。地域外から資金を獲得している産業は何か。地域内の雇用を支えている産業は何か。

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地域に根差した地場産業等の中小企業群の集積がある場合には、中小企業の集積や個別企業の技術力、取引先のネットワーク等、中小企業の力を把握しなければならない。

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農産物など一次産品の産地が形成されている場合も、地域の強みとして把握する。地域の文化・歴史・風土、人材等も地域の強みとして、競争力となるものを定性的に把握する。

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消費面では住民がどこで買い物をしているか。新しい価値や付加価値が高いモノやサービスの提供が行われている商店やサービス業があるのか。中心市街地の空洞化に対して再生のための取り組みが行われているか。

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それらの地域経済の把握を基にして、共生循環型の視点で地域の活性化につなげていけるかどうかが課題となる。

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# by stylejapan | 2017-02-17 00:20 | 生活創造プロジェクト
地方の活性化 その1
自分のためではないことを自分の仕事として背負って、行動する人たちによってしか、地方の衰退はとめられない。

ショッピングセンターの進出で消費は活発化していても、地元に還元されていない。企業誘致が進んでいても、思ったほど地域の経済は活性化していない。

経済活性化の基本は、地域経済循環にある。
域内の資金の流出を防ぐ力(循環性)といった地域の自立力が必要となる。それは何かに依存する発想がない自立心のある個々人の様々なチャレンジによる。

経済活性化の中で最も大切なこととしては、域内で地域生活者が収入を得て、域内でお金を使う関係を構築し、地域経済循環の形を作っていくことにある。そのためには、域内の商業を再生させることが重要な課題になる。








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# by stylejapan | 2017-02-16 11:16 | 生活創造プロジェクト
偶然を必然に変える
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人は自分が思っているほど自分のために生きているわけではない。

世間の若者に対しても、その成長をサポートしたいと思ったりする。

誰もが、この世の中に生まれてきた偶然を必然に変えるプロセスに、自分が生きていることの意味に触れることが出来る。




















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# by stylejapan | 2017-02-14 23:12 | 生活創造プロジェクト
新たな文化を創出
国の経済は多くの地方経済から成り立っているので、各地域が活性化すれば自ずと国全体の成長力が高まることにつながる。閉塞感の漂う今こそ、今までとは異なる発想で地方経済の活性化に向けた取り組みが実行されるときである。

財政移転からの公共事業や企業誘致に依存しすぎた地方の活性化策は、しばしば発展なき成長と言われる。発展とは、企業や地域がより良い社会を目指してブラッシュアップを積み重ねた結果、独自の文化やずっと住み続けたいと思う社会環境を作り出す自立性を含んだ進化を指し、成長とは、人口や生産額など量的な側面での伸びを指す。

駅前に広がる衰退した街並み、都会地への人口流出、実は、戦後の我が国の地方経済が、この発展なき成長路線を歩んできた結果とも言える。






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# by stylejapan | 2017-02-02 19:29 | 生活創造プロジェクト
街づくりは個性的な生活を積極的に支える活動
近代都市計画の父と称されるパトリック・ゲデスは「進化する都市」の中で、真の地方開発について、「その地方と地域の条件を充分に利用するよう具体化するものであるし、地方と地域の個性を表現するものでなければならない。もしそうでなければ・・・、経済的浪費と実際的失敗という仕返しを受ける」。

そして、地方性は、「すべての環境の適切な把握と取り扱いの過程を通じ、かつ問題にされている場所の本質的で個性的な生活についての積極的な共感を通じてのみ、充分に理解されるものである」。

街づくりにおいて大切なことは短期的成果を目指さないこと、それが公共の福祉にかなっているかを考えることの重要性について説いている。


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# by stylejapan | 2017-01-29 10:03 | 生活創造プロジェクト
地方社会の再生 その2
地域社会の再生は、大衆化路線ではうまくいかない。

中心市街地に広がるシャッター通り。その再生のテーマは「豊かに生きる」がテーマだと思う。必要なのは「人間の人生」を基本にとらえることであり、そのためには大衆化ではなくて多様な個人を尊重する社会空間の再構築が課題であり、ライフスタイル感のある個性的な商店やカフェの出現が住民に希望を与え中心市街地の活性化にもつながっていく。

すでに「モノの豊かな社会」になり、その社会をどう捉え直していくのか、それはショッピングモールやコンビニの出店によって満たされるものでもなく、心の豊かさを探究する社会への転換、平坦な大衆化社会から如何に脱出していくかが問われている。

地方の商店街で行われるイベントや空き店舗を活用した中途半端なコミュニティ・カフェからは、真の商業に疎いことが見てとれる。商業は時流適応業と言われ、昔ながらの営業形態のままで、消費者の嗜好の多様化に対応できないと競争力を失う。

商店は「物売り」ではない。魅力的な空間と共感されるライフスタイルを提示し、それに触れた人の行動を喚起し、ポジティブな気持ちにさせる価値を提供し、自律的に生きようとする提案を行い、それによって「共感」「信頼」を得ていくのが本来の商店のあり方である。

そのような信念、個の想いがある個性的な商店の創出を促し、多様な商空間を構築することに集中することこそが中心市街地の再生につながるはずである。







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# by stylejapan | 2017-01-28 08:09 | 生活創造プロジェクト
地方社会の再生
あまりにも経済に意識が向き過ぎた結果、地方の中心市街地は衰退の一途をたどり、少子高齢化の状況が見てとれる。今こそ「豊かに生きる」という意味の原点に立ちかえるべきである。

それは、生きる上での多様性の確保であり、それに向けて社会の仕組みを変えていく活動をしなければならない。そこで大切なのは個々の「意識」である。それは、これまでの「支え手」と「支えられ手」を画一的に分かつ社会ではなく、自らの意思と選択により「支え手」として生き、自らの社会的役割を実感できる、いわば、ひとりひとりが社会の主人公となる社会である。そこでは「協働」がキーワードになる。

マズローの言葉を借りれば、社会との関わりを軸とする、「社会的欲求」、「自尊欲求」、さらに高次の欲求である「自己実現欲求」を充足する生き方を探究し、それぞれが自立・参画し、自己実現が図れる社会の構築である。ことにコミュニティーの再生を通じてもたらされる「安心」や「ゆとり」「支え合い」など、「新しい豊かさ」を見直し、安心して頑張れる社会を確立することが大切である。この「新しい豊かさ」を追求する中で、生活ニーズに根ざした、新しい付加価値を創出していくことこそが、地域社会の再生につながるはずである。

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# by stylejapan | 2017-01-24 08:13 | 生活創造プロジェクト
個々が社会の主人公
日本社会には、集団主義や画一主義をベースとして、組織や社会へ同調することを重んじ、個々がどんな生き方をしたいのかという、本来の主体的で、自立化しようとする人の原点を封じ込める風土があった。

このことは経済成長至上主義との相性は良かったが、同時代を生きる者同士の関係性を希薄にする要因になったかもしれない。本来、人が持つ健全な心理は、様々なことに興味を持つことで人生を複線化し、自らの生き方に多元性、多様性を持つことで環境変化に強い自立的な存在となるように働いてくれる。

自己表現、自己実現の場が拡大することによって、多様な人たちとの出会いが生まれ、そのことによって、新しい自分やそれまで気づかなかった自らの潜在能力の発見につながったりする。そこから社会との関わりを軸とする、社会の担い手としての自覚につながり、個々が社会の主人公である社会が生まれるようになる。そこでは誰もが人生の豊かさ、奥深さを感じることができる。

今の時代の閉そく感を打ち破るには、そのような個々が主人公になれるような社会空間である「コミュニティー」に作り変えなければならない。それには、従来の「帰属型」ではなく、より能動的で、多様性を大切にした社会を創出していく「活動型」コミュニティーを目指すことだと思う。






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# by stylejapan | 2017-01-17 16:39 | 生活創造プロジェクト
魅力ある仕事づくり
反グローバリズム、保護主義といった内向きな世界が広がりつつある。これが時代の潮流だとすると、今後30年間くらいはその傾向が続くかもしれない。

モノに対する需要は後退している。従来のような次から次へと消費形式を更新させ、次々と新しい消費財を手に入れるといった成長性を失っている。モノから解放されたいという意識が広がりつつある。

情報から解放されたいという動きもある。アメリカでは若者を中心にSNSの投稿に時間を費やすより、リアルに「会って会話する」ことの方を大切にしたいという考え方が広がりつつある。

量の経済から質の経済への転換期である。短期的な売上、利益の増大を目指すよりも、社会に価値をもたらすことに主眼を置く必要がある。そのためには「共感」がキーワードになると思う。








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# by stylejapan | 2017-01-06 06:59 | 生活創造プロジェクト
For great experiences and adventures!
世界はバランスから出来ている。
尊敬される政治と行政、信頼できる企業、社会をよい方向に変えたいとする社会的動き、これらが協働し、新しい世界への進展を予感できれば皆が希望を抱く社会になる。

アメリカは、能力を十分に発揮したい人たちが世界中から集まり、祖国にとどまる人たちもアメリカを模倣してきた。そのアメリカが大きくバランスを失いはじめている。
アメリカの繁栄には、政治活動、経済活動、市民活動のバランスが背景にあったが、近年、市場経済が幅を利かせ、企業のための社会を生み出したことにより、上位1%の富裕層に富が偏在するようになり、政府と地域コミュニティは弱体化し、アンバランスな状態に陥っている。

スコットランドの歴史家アレクサンダー・タイトラー/Alexander Fraser Tytlerは、200年以上前に今の民主主義の状況を予言していた。
「国の政治の形態として、民主主義が永遠に続くことはありえない。選挙の投票によって国庫から恩恵を引き出せることに有権者が気づけば、民主主義は続かなくなる。その瞬間から、有権者は常に、国庫から最も多くの恩恵を与えると約束する候補者を勝たせるようになる。その結果、放漫財政により民主主義は崩壊し、行き着く先は独裁と決まっている」。

世界中が内向きになる時代の中での高次の目標は、社会のバランスを取り戻したという業績を次世代へのレガシーにすることだと思う。
「少人数の思慮深い人たちのグループが真剣に取り組めば、世界を変えることが出来る。それを疑ってはならない、というより、それ以外の方法で世界が変わったためしがない」というマーガレット・ミードの言葉の通り、そのようなグループが単独で、あるいは他のグループと連携して社会性のある行動を積み重ねて、社会を良い方向に変えていくことを期待したい。














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# by stylejapan | 2017-01-03 07:41 | 生活創造プロジェクト
マーガレット・ミード(Margaret Mead/文化人類学者)
未来とは、今である。

明日、起こる大人の問題を解決できるかどうかは、今日の子供たちの成長を、どれだけ大きなスケールで測ることができるかにかかっている。

思慮深い献身的な市民の小さなグループが世界を変えられることを決して疑ってはならない。それはまさに起こったこと。

『知識があり覚悟を決めたからといって小人数では世界を変えられない』などと思ってはいけない。実際に世界を変えてきたのはそんな人たちだから。





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# by stylejapan | 2016-12-28 11:43 | 生活創造プロジェクト