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「場所」の再生と地域活性化
県、市町村の活性化という課題について、「場所」の再生という観点から検討してみるのはどうだろう。

『人間が必要とするのは土地の切れ端ではなくて、「場所」なのである。それは人間としてのびのび発展し、自分自身になれるための背景なのだ。この意味での場所はお金で買うことはできない。それは長い時間をかけて人々の平凡な営みによってつくられなければならない。彼らの愛情によってスケールや意味が与えられなければならない・・・・・人間的であるということは、意味のある場所で満たされた世界で生活するということである。つまり人間的であるということは、自らの場所を持ち、知ることである』とウェールズで生まれたカナダの地理学者エドワード・レルフは「場所」について言及している。

『人間が生きるということは、身の回りの空間や環境に自分なりの様々な意味を与えることと同値である。自らの直接経験による意味づけによって分節した空間が、すなわち「場所」である。場所は、大量生産と商業主義が深化した現代においては、多様だったはずの意味や環境適合性を欠落させ、お仕着せのものとなり、「偽物の場所」のはびこる「没場所性」に支配されている』

ほんの数十年前まで賑やかに人の往来があった駅前商店街や街の中心部が商業主義によって殺風景な佇まいになってしまったが、街づくり、商業振興、産業振興などを人の営みと場所との良好な関係という観点から、市民と行政が協力して「場所」の再生が出来ないだろうか。
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by stylejapan | 2012-04-29 20:52 | 生活創造プロジェクト
個々人の成長こそが活性化につながる
地方自治体での地場産業の活性化への取組みにおいて、大切なことは「 自分の意図を前面に出さない、アイデアの押しつけにならない、相手の自助努力を損なわない」ことを意識しているつもりである。

自らの利益のためや発露のためにに参加するものではなく、相談する側の状況やニーズの把握をすることから始まり、活性化や自立への道筋をともに考えていくことが役割だと考えている。
このことは僕の本業のように特定の企業と向き合い、製品化のアイデアやデザインなどを提案していくのとは異なる点だと思う。

自治体が行う活性化策は、主に地域や業界団体など“全体”に向けて行われてきた。
しかし、地域や産業の活性化のゴールの情景を考えた場合、その起点となるのは地域や産業に属する“個々人”であり、それら個々が成長し、「公共性」の担い手となっている姿がイメージしやすい。

活性化していると感じられる状況とは、市民が新しい「公共」を自ら担う存在にまで自分を成長させ、仕事や地域に対する責任と誇りを持っていることではないだろうか。
そして、そのことによって地域や産業に対しての好印象が醸成されることにならないだろうか。

その意味から、活性化のための施策は、個々人の成長・自立のための援助がもっとも実り多いように思う。
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by stylejapan | 2012-04-23 00:31 | 地場産業の活性化
消費が持つ様々な社会的意味
僕たちの身の回りにあるモノは労働の産物でもあるわけだが、それらは有用性、必要性といった観点だけでは説明できない。

マスメディアの影響を受けて購入したものもあるだろう。
美容や健康への強迫観念を喧伝されて影響されて購入に至ったモノもあるだろう。
飲んだだけで、つけただけで、健康になったり、きれいになったりするような特別なモノはあるはずがないのに・・・

そのような消費のあり方に恐らく大多数の人が違和感として薄々感じていることではないだろうか。

ポスト資本主義といわれる生活者主権の時代は、モノ自体に潜在的価値がないことを冷静に気づかせてくれるようになると思う。

昨日、出会ったシャツに対して想い入れのあるシャツメーカーの青年は、形状記憶シャツをやめて朝起きてからアイロンをかけながら一日をスタートさせるというライフスタイルを提案したいと言っていた。

ポンテデピエという靴下が、デパートの靴下売り場で売上記録を更新していく理由もモノの使用価値以上の新たな価値を創造しているからに違いないと思う。
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by stylejapan | 2012-04-19 10:52 | 生活創造プロジェクト
活性化への足踏み状態
過疎の問題
地場産業の活性化問題
さびれていく住宅地問題
街の空洞化やシャッター通りの問題
合理化を迫られている医療問題
いつまでも進展しない福祉問題
教育の問題
・・・・・
大切なことは進化させること
変わることであって

小さな心に支配されている
人間の
臆病な
覚悟がつくれない
態度によって
時間だけ経過させていくと
持続可能な社会には行き着けない

以前にも述べた。
「昔から、学校で学んだことが基準になっている人は、新しいことに臆病で頭が固い印象があったが、組織の中や地域社会の中の経験や文化が基準になっている人もその外側、いわゆる世間では通用しない思考が基準となっていて同様の印象だ。」

それぞれが、将来の人々につなげるためにも
自らの役割を発揮してほしいと思う。

すぐにでもやれることは、内向きな思考を捨て去り、誰とでも自由に、自らの役割を、やろうとしていることを、心の内を、交流させることではないだろうか。
そのことで気持ちの、精神の、ブラッシュアップにもつながると思う。

それぞれの人生の充実感を満たすためにも。
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by stylejapan | 2012-04-14 11:43 | 生活創造プロジェクト
「煎茶と靴下、そして薬草」のマニフェスト
私たちは、それぞれが自分の人生を生きるべきだと思います
ずっとやりたかったことをやりましょう

これからの時代は、益々、コンピューター社会の中で生活することになります

そのままだと、アナログ的な感動は私たちから遠ざかっていくかもしれません
システム化の進展は、大切な私たちの個性までも数値化するかもしれません

情報はそんなに多くある必要はないと思います
情報に流されないように、世間体や常識にもとらわれず、自らの五感を、感性を、活躍させましょう

私たちも自然の一部であることを忘れないようにしましょう
人間も自然の産物であり、それゆえに自由な存在だと思います
特に、どのような状況でも「精神」は自由であって、束縛されるものではないでしょう

与えられた膨大な情報に惑わされることなく、シンプルに生きることが大切だと思います

自分自身の可能性を探るために、それぞれが好きなことにトライしましょう

自分を社会に役立たせようと考えることも精神を豊かにしてくれると思います
精神が豊かだから、そのように考えることが出来るのかもしれません

いつかは死ぬのだから、のびのびとした気持ちで、軽やかな心で
何事にもトライすることが大切ではないでしょうか

自由な精神を発揮するためには感情をコントロールすることが大切になります
コンプレックスなど、どうでもいいことだと思います

もしも仕事が嫌なら、ストレスにつながっているなら、やめてしまっても良いかもしれません
心を苦しめることは良くないことです

また、一つの目標にとらわれすぎて、さまざまな可能性への道を閉ざさないようにしましょう

人間関係もシンプルにすることがストレスがかからないと思います

大げさな態度の人には虚栄心があり
繊細なことに熱心な人は恐怖心に支配されているかもしれません

人は人、自分は自分
されど仲良くです

人に頼るよりも、まずは自分の力だけで取り組むことが大切だと思います
真剣に取り組んでいると、人生のパートナーに出会えるかもしれません

人生の中には素敵な出会いや新しい発見が沢山あるはずです
しかし、精神が自由でなければ、そんなことにも気づかないかもしれません
出会いこそが成長へのチャンスだと思います

衣食住を大切にしましょう
衣食住と芸術的感性は、私たちの行動の基礎となってくれると思います

空腹感を満たすためだけではなく、口に含んだ瞬間の感動を大切にしましょう
そのことが私たちの食生活を正しいものにしてくれると思います

何事においても、感動は気持ちを浄化してくれます

好奇心の翼を広げて
時代の風を感じながら
感性のアンテナを張ることによって
進むべき方向を感知しながら
オープンマインドで新しい出会いや発見を求めましょう

情熱は、それを身にまとうことで試練を乗り越えることができます
そして
生きていることに感謝し、有意義な人生を創造しましょう

健全な社会は、それを構成する私たちの一人一人の精神が豊かであることで実現できるはずです

「煎茶と靴下、そして薬草」は、「アナログの感動」を大切にしていきたいと考えています
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by stylejapan | 2012-04-10 08:29 | 生活創造プロジェクト
草間彌生さんの言葉
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永遠の永遠の永遠

毎日、私をおそってくる死の恐れを克服する時は
私は命の限りの心をしづめて
芸術へのあこがれを見いだすのだった
人の世に生まれいでた時の感動が
私の人生を新しい創造のあらしをもって再生するのだった
地球の深々とした神秘のささやきが
いつも自殺しようとしていた私のうらぶれた命への救済をもって
私は死のあこがれと恐怖を追放して
華やいだ生命のかがやきにいつもめざめさせてくれたのだった
私は生きてゆくことに
生存のかがやきに
深く打たれ、心打たれ
人間の生命は永遠に回帰するのだという事を実感する時の喜び
私は死の憂鬱を乗り越えて
世界最高の芸術をもって
人間のすばらしさを求めていきたいと決意している毎日なのだ
私は生きたい、心の限りも
芸術にかがやいた火をつけて
命の限り、無限の生と死のかがやきをもって
200年も500年も生きながらえて
平和と人間愛の行き着く所への不滅の志をもって
命の限り、たたかっていきたい
そして、地球の人々に告ぐ
未来は原爆や戦争をやめて
かがやいた生命を
永遠の永遠の永遠に
私の精魂こめた芸術を見てほしい
あなたたちと一緒に宇宙にむかって
心から人間賛美をうたい上げよう

                   草間彌生

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by stylejapan | 2012-04-08 17:16 | 生活創造プロジェクト
Buy local
アメリカでは20数都市で、キャッシュモブという運動が広がっている。
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この運動は、ツイッターやフェースブックなどで参加者を募り、何月何日に特定の地元小売店に集結して、決まった金額、たとえば20ドルの買い物をしようというもの。
特に大型店の出店の影響を受けて経営が苦しくなっている良質な店を守ろうとする動きだ。
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前にも述べたが、アメリカでも、大規模店が出店⇒経営を圧迫された地元の商店街が衰退⇒その後、不採算を理由にその大規模店も閉店⇒結果として地域の商業活動が破壊されて地域住民が買い物難民(食の砂漠)となる傾向に対して、ショッピングカートを使用するような買い方を見直そうとする動きがある。

アメリカで生まれたチェーン店システムやスーパーマーケットという強力な自動販売機が日本の商業を浸食した結果、シャッター通りや中心市街地の空洞化を招いているが、いまだに誘致に熱心な人たちがいる。
原発問題と同じ臭いがする、
将来にまで関心が及ばないのだろうか。
郊外大型SC開発という事業スキームそのものが、これからの時代にマッチせずに限界を迎えていることを知るべきだと思う。
もっと見聞を広めて時代の流れを読み取ってほしいものだ。
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by stylejapan | 2012-04-06 08:57 | 商店街の活性化
“自立心”
宗教が活気づく時は混沌として先が見えない時代。親鸞、日蓮の生きた餓死者を多く出した室町時代や昭和初期の大恐慌に集中している。

10年位前から、パワーストーンをあつかう店が増えている。それなりのお金を払ったパワーストーンを手に巻くことによって、気持ちのベクトルをいささかでも変えることにはつながるのだろう。

心の専門家としての権威も雑誌や新聞でよく目にする。
結果的にそれらの普及と浸透は、人の自立心を衰退させることにつながらないだろうか。
心を消費財化し、コンビニエンスストアで“安心”を買うような傾向を強めるという指摘もある。

地方を活性化するという議論において、“有名人”への依頼がよく話題に上る。
それを口にする本人は、自分が依存心の強い性質であることを知っているはずである。
視野を広くとってこなかったのが原因だと思う。
先の見えない時代、普通でも依頼心を抱きたい状況において、依存心の強い人は活性化をすすめる立場には相応しくないだろう。
プロスポーツ選手の口からよく出る、“練習”の積み重ねが結果につながるのであって、苦労せずに実力が向上するはずがない。
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地域の活性化、地場産業の活性化、魅力ある街づくりなどの活性化の軸は「自立」だと思う。
そのためには、それにたずさわる各人が見聞を広め、ビジョンを描きながらチャレンジを繰り返すことによって切磋琢磨することでしか、活性化の成果となる“独自性”を生み出すことにならないと思う。
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by stylejapan | 2012-04-01 12:52 | 地場産業の活性化