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カテゴリ:生活創造プロジェクト( 569 )
集団力
人はもともと生き残りをかけて集団で生活を営んでいた社会的動物。個人では行えないような大規模な仕事や複雑な仕事は他者と協力し合って物事を進めてきた。

しかし、集団活動は必ずしもうまくいくときばかりとは限らない。メンバーはとても仲良しでプライベートで一緒に出かけたりもするものの、仕事となると低いレベルに甘んじていることもある。

集団活動の研究では個々の向上心が無い同質集団の場合、集団での活動によってパフォーマンスは低下すること(「集団の損失」)が示されている。さらに、本当に他者と協働で活動を行う場合(「本当の集団」)と、集団活動を行っているものの実際に他者との協働ではない場合(「偽りの集団」)、個人のパフォーマンスの低下が他者がいることで手抜きをすること(「社会的手抜き」)につながることが示されている。

「集団の損失」を起こさないためには、まず、個人の貢献、優劣を皆が承認すること。それによって「社会的手抜き」は起こりにくくなり、他者との比較によって自分を鼓舞することにつながったりする。また、集団全体の目標を見失わないこと、その意義を強く理解することでも、手抜きは起こりにくくなることが分かっている。

異なる仕事をしてきた異質集団の場合は、同質集団と比較すると「社会的手抜き」も起こりにくいと言われる。異なる専門性をもつ人間を集団に組み入れる理由は、それぞれのメンバーがユニークに有している専門的な情報を集団活動に反映させることが出来るためである。

企業も個人も「個」に小さく固まりすぎると、成長・発展の推進力となる夢とか熱い想いが後退していく。集団力の再認識を通じて、たとえ活動の出発点は個人であっても、それを存在感が出るまで育て上げるのは集団の力であり、大きなイノベーションを起こすのも集団の力である。










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by stylejapan | 2017-06-27 08:03 | 生活創造プロジェクト
企業の社会貢献
今日、最も優れた事業戦略を構築するためには、社会貢献、社会問題解決のような社会的な側面を欠かせなくなっている。どんな企業でも、価値ある提案をするためには、社会的な側面をつけ加える必要がある。今日では顧客も取引先も、事業戦略に社会的な側面を持たせた企業を評価する。

社会に変化を生み出すことができるのは、企業が事業活動に密接した社会問題の解決に取り組むときだと私は信じている。なぜなら、社会と共有できる価値を創造するのに必要なスキルや技術、人脈は企業活動の中に蓄積されているからである。

私はいま、戦略についてプレゼンテーションをする際は必ず、戦略をより良いものにするために戦略と社会貢献のリンクをどう活用すべきかについて言及している。事業戦略の社会的な側面は、製品の模倣や独自の生産プロセスよりも模倣することが難しいことが多いからである。(経営学者 Michael Eugene Porter)






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by stylejapan | 2017-06-17 06:09 | 生活創造プロジェクト
性格的な要因
「顧客が求めているのは製品やサービスではなく、自分のニーズを満たすこと」と考えるのがマーケティング発想である。

だからファンをつくるには「顧客に関心を持ち、顧客についてよく知る」ことが重要課題になる。
小売業の場合は絶えず顧客と接しているために「人々の悩み」や「何を必要としているか」「ライフスタイルをどうしたいか」など、世の中の動きを察知できる立場にあるのに対して、製造業の場合は、「こんなニーズがあるだろう」と推測して製品開発を行い、まったく顧客に求められていない製品を市場に投入するケースがよく見受けられる。

製造業の人は、接客業を研究した方がいいと思う。
精神的に不安定で優柔不断な人を好きになる人はいない。
自分を実際以上に大きく見せようとする人は、小人物だと見抜かれてしまう。
自己中心的な性格では、幅広い人間関係を築くことはできない。

自分や自分の仕事の重要性を相手に印象づけたいあまり、一方的に言動する人がいるが、会話では相手に自分のことを話してもらうことが相手に対する思いやりである。
基本的に人は自分にしか興味がないともいえる。その意味で、相手に関心を寄せることによって相手の自尊心を高める方法を見つけることが大切になる。

ファンの獲得は自らの性格的な要因、特に他人との関係性をうまく築ける能力に負うところが多い。








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by stylejapan | 2017-06-15 09:07 | 生活創造プロジェクト
モチベーションの源
偉業を達成するには2つのものが必要である―それは計画とそれを実行するには少し足りないくらいの時間である。締切や制限こそが私達を行動にかき立てる。締切は、プロジェクトのゴールくらいシンプルなものかもしれないし、もっと重大な「死」のようなレベルのものかもしれない。
「私達の人生には限りがある」という認識こそが、私達が創造したいものをまだ時間が残っている間に作り出す上での最も理想的なモチベーションの源である。(レナード・バーンスタイン)

「死を前提に生きなさい」、「今日が最後の日だと思って生きなさい」といった言葉はいかにもありふれているように思えるが、何らかの目標を追求している人はまさにこれを体現しているのだ。「いつか死ぬ」という事実を知的に認識することから心理的に認識するようになると、自分にとって本当に重要な事柄が明らかになる。

自分が死ぬということを考え始めると、些細な事柄はもはや重要ではなくなる。そのきっかけが何であれ、心理的に自らの死すべき運命を認識している人ほど、目的意識を持って生きることができる。






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by stylejapan | 2017-06-10 07:41 | 生活創造プロジェクト
ヒトは鏡
自尊心が低ければファンの獲得は難しい。

傲慢にふるまう人に対しては虚勢をはっていることがわかる。
不平を言うような人に対しては本人の自信のなさがわかる。

友人が誰かについて「あの人は強情だ」と言っていたからといって、自分もそういう先入観を持つことは賢明ではない。友人がその人の強情な面を引き出したのかもしれないからだ。人の行動と態度はまるで鏡のように相手を映し出すものである。

熱意は伝染しやすい。それと同様に熱意がないのも伝染しやすい。
自分が熱意を持つと他人に熱意を持たせることが出来る。自信を持ってふるまうと相手からの信頼を得ることが出来る。

人間はもともと自分にしか興味がない生き物。
目の前にいる相手は、自分自身のことに関心を持っているのであって自分以外、つまりあなたのことには関心がない。
この前提を踏まえてこそ、よい人間関係を築くことができる。

人と会話をするときの基本は、相手のことを話題にすることと、相手に話してもらうことの2つである。
人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手と関わること。
これができればあなたは間違いなくコミュニケーションの達人になれる。 (心理学者 レス・ギブリン)







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by stylejapan | 2017-06-08 06:22 | 生活創造プロジェクト
創造者として生きる
自尊心は、現代心理学の重要なテーマの一つでもあり、自尊心の低さが人間関係のトラブルの原因になっていると言われている。
自尊心と傲慢さ(プライド)は、明らかに異なる。自尊心(Self-esteem)は、自信に由来するし、欠点も含めて自分を受け入れて尊重することができるのに対して、プライド(Pride)は、自信の欠如=劣等感に由来し、自分の価値がいつも他者との比較の中で決定するので、自分の価値は、常に揺らいでいる。

自尊心は、発展途上の自分が好きであり、失敗にめげることなく、前向きにチャレンジングに生きるが、プライドは、失敗を恐れて防衛的、保守的に生きる。

自尊心の人生は、壁を乗り越え、分かち合い、知恵と勇気をもって創造者として生きるが、プライドの人生は、壁を作り、分離感を強め、攻撃的に被害者又は加害者として生きる。






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by stylejapan | 2017-06-07 06:49 | 生活創造プロジェクト
自尊心
自尊心とは、他人からの評価ではなく、自分が自分をどう思うか、感じるかである。多くの研究者によって自己肯定感は人格形成や情緒の安定のために重要であると考えられており、自分の可能性を実現したいという気持ちから、生き方を変えるということが目標にあり自尊心が育まれていく。

自尊心が満たされた人は、自分のニーズが満たされているので、他者のニーズに配慮することが出来る。精神的にも安定しているので、他人からミスを指摘されても素直に認めることが出来る。批判を受け流すだけの自信があるので、大らかな態度で相手に接することが出来る。しかし、自尊心が満たされていない人は、ほんの少し非難のまなざしを向けられたり厳しい言葉をかけられたりするだけで相手を批判する傾向にある。自尊心をこれ以上傷つけられるという不安に耐えられないので周囲に不満をぶちまける。

集団運営の難しさはここにあり、プロジェクトがプロジェクト集団でなければ成り立たない理由もここにある。






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by stylejapan | 2017-06-06 06:23 | 生活創造プロジェクト
プロジェクト集団
人間の集団は3つに分けられる。学校のクラスのようにたまたま選ばれた人たちがまとめられる「クラス集団」と、友だち同士がグループを組んで親しむ「仲良し集団」、そして目標を共有する人たちがそれぞれの能力を発揮しながら目標に向かって協働する「プロジェクト集団」である。

プロジェクトはやはりプロジェクト集団でなければ成り立たない。単純な寄せ集め集団ではだめだし、仲良しグループにやらせてもだめ。目標を達成するのに多彩な才能を持った人たちが対等な立場で議論しながらそれに向かっていく、プロジェクトチームはそういう集団でなければならない。(東京工業大学教授 桑子敏雄)




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by stylejapan | 2017-06-04 05:58 | 生活創造プロジェクト
心の習慣 3
日本社会は同調の規範度が高い社会と考えられている。人間は自分が一生懸命に努力をしているつもりでも、グループのときは安心感を得ているために無心に集中するというような姿勢は後退しがちになる。同時に、きちんと成長を図っていない自分を正当化しようとする「ずるい考え方」に支配されてしまう。これは「自信のなさのあらわれ」でもあり、そこに欠けているのは「自己との対話」という心の習慣かもしれない。

自分の想いを現実化したいのであれば、なれあいの群れから離れて自分の信念に生きる、このことを発展させ押し通せることでしかない。これこそが「自立」であり、それは一人前になることに通じる。この一人前とは、「自分のすべきことは何でもする」ということである。

「個」の強さを身につけない限り人は強くなれない。商店街の商店が地域に貢献するには商店街イベントではなくて個々が「商店」としての実力を高め、それを発揮することでしかかなわないのと同様である。





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by stylejapan | 2017-06-03 09:04 | 生活創造プロジェクト
心の習慣 2
心理学は行動経済学では購買心理などにも使われるが、一般的には、自分自身の「心の習慣」を理解し、人が自身を知ることによって本来持っているすべての機能を向上させる目的もある。

ユングは人には四種類の心理機能があり、個人はそれぞれ得意とする機能を持っていると考えた。思考、感情、感覚、直観の4種類を基本機能として、そのうちのどれが強いかによってその人の性格が表現される。

「思考機能」は、物事を論理的に捉えようとする働き。客観的な視点で分析したり意味を捉えようとする。何かを判断する時、どういう理屈なのか、それにどのような意味があるのかを真っ先に考える。ややもすると合理性が勝ち過ぎた印象を与えるために「感情」が優位に働く人からは人の気持ちをないがしろにしている印象を与える。

「感情機能」は、「思考機能」の対極にある働き。何かが起こった時、その時に生じる感情、感覚を最優先に考える。他者との親和性が高く、誰とでも仲良くなれて面倒見が良いのが特徴であるが、物事の判断を自分が好きか嫌いか、良いか悪いかという感情的なモノサシで行うために論理性に欠けるきらいがある。会議などでこのタイプの人が論理を振りかざして喋ったりすると、混乱を招くこともしばしばある。

「感覚機能」は、「直観機能」の対極にある働き。人が持つ五感が感じたものをそのまま情報として受け取る。そこには思考機能による分析や意味づけ、感情機能による「自分が好きな感じ」のような自分を基準とした価値判断はない。何かに直面した時に物事の善し悪しよりも、「それに対処するには何が必要か」を考えるありのままを捉える働き。“感情”をはさむことはあまりなく、とにかく、「それがどうなっているのか」を緻密に把握するために化学の実験には欠かせない働き。

「直観機能」は、ひらめきで本質を把握する働き。目の前で起きている物事に対して、それとは無関係なイメージやアイデアがひらめき、それが物事の本質をついていたりする。実務的なことは苦手で、論理の飛躍があったり、トンチンカンな印象を与える。


「他人に対して感じる“いらだち”や”不快感”は、自分がどんな人間なのかを教えてくれる。」 Carl Gustav Jung







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by stylejapan | 2017-06-02 09:45 | 生活創造プロジェクト