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2017年 06月 02日 ( 1 )
心の習慣 2
心理学は行動経済学では購買心理などにも使われるが、一般的には、自分自身の「心の習慣」を理解し、人が自身を知ることによって本来持っているすべての機能を向上させる目的もある。

ユングは人には四種類の心理機能があり、個人はそれぞれ得意とする機能を持っていると考えた。思考、感情、感覚、直観の4種類を基本機能として、そのうちのどれが強いかによってその人の性格が表現される。

「思考機能」は、物事を論理的に捉えようとする働き。客観的な視点で分析したり意味を捉えようとする。何かを判断する時、どういう理屈なのか、それにどのような意味があるのかを真っ先に考える。ややもすると合理性が勝ち過ぎた印象を与えるために「感情」が優位に働く人からは人の気持ちをないがしろにしている印象を与える。

「感情機能」は、「思考機能」の対極にある働き。何かが起こった時、その時に生じる感情、感覚を最優先に考える。他者との親和性が高く、誰とでも仲良くなれて面倒見が良いのが特徴であるが、物事の判断を自分が好きか嫌いか、良いか悪いかという感情的なモノサシで行うために論理性に欠けるきらいがある。会議などでこのタイプの人が論理を振りかざして喋ったりすると、混乱を招くこともしばしばある。

「感覚機能」は、「直観機能」の対極にある働き。人が持つ五感が感じたものをそのまま情報として受け取る。そこには思考機能による分析や意味づけ、感情機能による「自分が好きな感じ」のような自分を基準とした価値判断はない。何かに直面した時に物事の善し悪しよりも、「それに対処するには何が必要か」を考えるありのままを捉える働き。“感情”をはさむことはあまりなく、とにかく、「それがどうなっているのか」を緻密に把握するために化学の実験には欠かせない働き。

「直観機能」は、ひらめきで本質を把握する働き。目の前で起きている物事に対して、それとは無関係なイメージやアイデアがひらめき、それが物事の本質をついていたりする。実務的なことは苦手で、論理の飛躍があったり、トンチンカンな印象を与える。


「他人に対して感じる“いらだち”や”不快感”は、自分がどんな人間なのかを教えてくれる。」 Carl Gustav Jung







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by stylejapan | 2017-06-02 09:45 | 生活創造プロジェクト