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強い店、強い個
「商店街」という言葉は、住民や来訪者にとっては街へのゲートウェイとしての「場所」であるが、商店街組合という「集団」の組織を指すことがある。国による支援の対象も組合であった。補助金によってアーケードやカラー舗装、街灯などが整備されてきた。

元々はなにもない所に「強い店」が生まれ、その周辺に店が増えることによって「商店街」が形成されていったわけだが、今では廃れていても既存店から新たな出店に対して拒否反応があったり、特に同業者の出店ともなれば難しかったりする。

そして、この流れからは商店街の再生は不可能である。再生へのプロセスは、商店街形成の原点に立ち戻り、成功を目指してリスクを背負って挑戦する「強い店」が誕生し、そこにお客さんが集まり、さらに「強い店」が増えていく、「店が店を呼ぶ」という流れを作っていくことだと思う。

イベントにエネルギーを費やすよりも、期間限定の実験店舗の方が有効だと思う。目的は出店を促すためのデモンストレーションであり、「場所」の可能性を知ることにつながる。

「場所」としての商店街、「集団」の組織としての商店街、このあたりの整理が不可欠になる。

商店街に限らないが集合体として進化するためには「強いリーダー」の存在によるものではなくて、「強い個」の集まりであることが条件になる。個々の目的意識が明確であり、仕事を通じて社会へ貢献したいという想いが強さにつながっている。そして社会をより豊かにしたいという点で全体のベクトルが自然と共有されている。






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by stylejapan | 2017-03-18 20:30 | 生活創造プロジェクト
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