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個々が社会の主人公
日本社会には、集団主義や画一主義をベースとして、組織や社会へ同調することを重んじ、個々がどんな生き方をしたいのかという、本来の主体的で、自立化しようとする人の原点を封じ込める風土があった。

このことは経済成長至上主義との相性は良かったが、同時代を生きる者同士の関係性を希薄にする要因になったかもしれない。本来、人が持つ健全な心理は、様々なことに興味を持つことで人生を複線化し、自らの生き方に多元性、多様性を持つことで環境変化に強い自立的な存在となるように働いてくれる。

自己表現、自己実現の場が拡大することによって、多様な人たちとの出会いが生まれ、そのことによって、新しい自分やそれまで気づかなかった自らの潜在能力の発見につながったりする。そこから社会との関わりを軸とする、社会の担い手としての自覚につながり、個々が社会の主人公である社会が生まれるようになる。そこでは誰もが人生の豊かさ、奥深さを感じることができる。

今の時代の閉そく感を打ち破るには、そのような個々が主人公になれるような社会空間である「コミュニティー」に作り変えなければならない。それには、従来の「帰属型」ではなく、より能動的で、多様性を大切にした社会を創出していく「活動型」コミュニティーを目指すことだと思う。






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by stylejapan | 2017-01-17 16:39 | 生活創造プロジェクト
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