ブログトップ
大衆化社会からの脱出
世界に先駆けて、想像を超えたスピードで進んでいくこの国の超高齢化。それは人口減少、地域・世代格差、単身世帯の増加、いじめや虐待の増加、未成年の自殺、うつ病の増加など、様々な社会変化を伴いながら進行し、この国のカタチを大きく変化させつつある。

すでに「モノの豊かな社会」になり、その社会をどう捉え直していくのか、それは単なる効率主義でも単なる成果主義でもなく、格差社会から成熟社会への転換、平坦な大衆化社会から如何に脱出していくかが問われている。

それはすぐれたモノやシステムの世界より「人間の人生」を基本にとらえることであり、今、何のために生きるかが改めて問われているのであって、そのためには大衆化ではなくて多様な個人を尊重する社会空間の再構築が課題であり、そのことが「心の砂漠化」、「無機質な社会」からの脱出にもつながる。

モノが溢れた状態で生活することが、心に余裕も無くし、うつ病もモノが豊かになりモノへの依存心が高まった故の症状と言われている。また、精神面の健康を保つためには、まずは休める空間が必要になる。

それら問題の本質を一挙に捉え、そこに調和と秩序をもたらす行為、魅力的な空間と共感される生き方を提示し、それに触れた人の行動を喚起し、ポジティブな気持ちにさせる行為、自律的に生きようとする提案は支持されるに違いない。少なくとも宣伝によって欲望をつくり出そうとする行為よりも。











[PR]
by stylejapan | 2016-11-20 07:46 | 生活創造プロジェクト
<< 人間が能動的になれる価値を提案する 孤独な群衆 >>