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The Strength of Weak Ties
アメリカの社会学者であるマーク・グラノヴェッターは、「弱いきずなの強み/The Strength of Weak Ties」の理論によって、多様な人たちとのゆるやかなネットワークの有用性を説いている。
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社会的つながりが緊密な人より、弱い社会的つながりを持つ人のほうが、有益で新規性の高い情報をもたらしてくれる可能性が高いという理論である。同じ業界や地方社会のような閉じられたネットワークにおいては、支配的な見解や価値観を支持しているぶんには問題はないが、異なる立場を主張すれば、皆から攻撃され、追い払われかねない。そこでは、求心力ばかりが働きがちになる。

有用な情報は、自分の家族や親友、地域や職場の仲間といった社会的つながりが強い人々よりも、知り合いの知り合い、ちょっとした知り合いなど社会的つながりが弱い人々からもたらされる可能性が高い。

きずなは束縛でもある。猜疑心やねたみ、甘えも生じやすい。きずなが弱い方が本当は生きやすいと感じる人も少なくないはずである。地域の活性化に必要なことは、「強いきずな」ではなく、創造的破壊と個々の自己超越の繰り返しによる進化である。

「弱いきずなの強み」を活かすには、組織(プラットフォーム)内に変異、緊張、危機感を発生させ、その中で時代感覚を研ぎ澄まし、それとの相互作用を通じて、それぞれが事業の継続に有用な知識を選択淘汰し、それらを身につけながら進化していくしかない。











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by stylejapan | 2016-09-11 15:55 | 生活創造プロジェクト
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