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柔らかな発想~専門バカからの脱皮
「抽象化」とは、事物または表象からある要素・側面・性質を抽出して把握することをいう。
例えば、「ライオン」「シマウマ」「トラ」「ニワトリ」がいた場合、「動物」という概念でくくったり、「肉食」と「草食」、「四足歩行」と「二足歩行」などの共通する側面でグルーピングするのが抽象化である。
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そして、抽象的思考とは物事を大きな概念(まとまり)で、広い視点で捉えることいい、抽象的思考をするためには、物事の目的や意味、本当に大切なことを考えなければならない。「対象物の特徴をつかみ、枝葉を切り捨てた本質をとらえる」思考力を抽象化思考力という。
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「具体例」「具体性」「具体的な方法」など、“具体的であること”を求める人がいるが、具体性のみを追い求めることは、枝葉ばかりに囚われ、本質を見失うことにもなりかねない。
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歴史上で天才と呼ばれる人は、複雑で難しいことを抽象化した人たちである。複雑極まりない自然の現象を、ニュートンはたった三つの法則でほとんど説明がつくところまで奇跡的に抽象化した。
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売上の80%を占めているのは、20%の製品、20%の顧客。真面目に働いているのが20%、働かないのが80%。仕事の成果の8割は、費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。これらの「パレートの法則」も複雑な事象から共通項を見い出した抽象化である。
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深いところまで抽象化する事によって、モノゴトの本質を見抜き、他との共通点を発見する事ができるこの思考法が身に付くと、何を見てもそこから有益なヒントを得ることができる。業界が違っても活躍できる人は、自分の持っている経験や知識を「抽象化」し、汎用的に利用できるレベルに深めているからに他ならない。逆に、これは自分の業界とは関係ないとしか思考出来ない人は、抽象化力を鍛える必要があるだろう。抽象的な「本質」さえ捉えていれば、どんな具体的な行動にも落とし込むことができる。だから、一見関係なさそうなジャンルの中にこそ、本当のヒントがあったりするものだ。

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抽象/ちゅうしょう《名・ス他》
多くの物や事柄や具体的な概念から、それらの範囲の全部に共通な属性を抜き出し、これを一般的な概念としてとらえること。









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by stylejapan | 2015-11-26 01:15 | 生活創造プロジェクト
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