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お店づくり〜プロは専門に絞る
「多種多様に幅を広げる」という戦術は、アマチュアが手をつける典型的な失敗例である。
「Aもできます。Bもできます。Cもできます。なんでもできます」
自分に自信が無いと出来ることを増やし、守備範囲が広くなれば、自分の器の大きさも表現できると思ってしまう。あるいは、専門性の習得に必要な過激な努力を本能的に避けてしまう。
幅があれば、多くの人からの人気を集められると勘違いしてしまう。
しかし、幅を広げ始めると、勝負で負けてしまうことになる。
あらゆる勝負は「単一戦」。強み同士の競い合いである。
そのためには、強みをさらに先鋭化させることで存在感が印象づけられる。

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ラーメン屋なら、ラーメンだけに集中しなければならない。
「味噌ラーメン・豚骨ラーメン・しょうゆラーメンがあります。最近、チャーハンも始めました」
多種多様なメニューをラインナップするのは、売れないラーメン屋の特徴である。
豊富なメニューは、どの味も未完成で終わってしまい、中途半端になる。
種類の違うメニューのため、作る手間も時間もかかり、完成度も低くなる。
メニューは多いけれど、どれも並クラス。
おいしいラーメンを作るためには、メニューをできるだけ少なくし、理想は、専門店にすることである。
豚骨ラーメンなら、豚骨ラーメンだけに絞って、とんがることに専念する。
世界一おいしい豚骨ラーメンを目指して集中すれば、必ず差別化される。
それが繁盛するラーメン屋の特徴。
売れるラーメン屋ほど、メニューが少なく、これだけは絶対に誰にも負けないことが1つでもあれば、オンリーワンになり、存在感を示すことが出来る。
人の心をつかむ背景には、オーナーのオンリーワンに向けての凄まじい努力があることが理解されやすい。

何よりも一芸に秀でることが自分自身のブラッシュアップにつながることは間違いない。自分に対しての自信にもつながる。

何事においても、強みを作り上げ、さらに先鋭化することに集中することが大切である。






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by stylejapan | 2014-12-05 09:36 | 商店街の活性化
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