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若者の意識調査
内閣府が世界7か国の13歳~29歳の男女を対象に実施した意識調査の結果、日本の若者の自己評価は低く、未来に対して悲観的であることが分かった。その一方で、「国のために役に立ちたい」と考える割合は日本が最も高かった。

調査の結果、「社会貢献したいが自信がない」という日本の若者像が浮かび上がった。内閣府はこの調査結果を6月に閣議決定する「子ども・若者白書」に盛り込む予定。調査は昨年11月~12月、内閣府が日本、韓国、米国、英国、ドイツ、フランス、スウェーデンのネット上で実施し、各国の約1000人から回答を得た。日本人は1175人だった。

「自分に対して満足を感じている」が最も多かったのは米国で、86.0%に達した。6位の韓国は71.5%、最下位の日本はわずか45.8%だった。「自分には長所がある」と答えた割合が最も少なかったのも日本で、わずか68.9%。日本以外は73.5%(スウェーデン)~93.1%(米国)だった。

「自分の未来に希望を抱いているか?」で、「はい」と答えた日本人は61.6%。「40歳になった時、幸せになっていると思うか」も66.2%にとどまり、いずれも最下位だった。一方で、「国の役に立ちたい」と答えた割合は、日本の若者が最多の54.5%。特に15歳~25歳が多数を占めた。その反面、「社会現象が自らの参加で少しでも変えられるかもしれない」と考える日本人はわずか30.2%で、他国より低かった。

内閣府はこうした結果を踏まえ、「若者の自己肯定感を育むため、貢献したいと考える若者に対し、社会参加に関する具体的な研修を展開することが必要だ」と指摘している。
by stylejapan | 2014-06-03 11:27 | 生活創造プロジェクト
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