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自分薬局のコンセプト
アーノルド・トインビーは、「現代人は何でも知っている、知らないのは自分の事だけだ」と述べ、たくさん情報が氾濫する中で「自分との対話」を忘れている現代社会に警告を発しました。

このことは、私たちそれぞれの健康管理においても重要になってきます。
それは現代人の病気の多くが細菌や外的な衛生条件の不備によって起こるのではなく、それぞれが持つ体質(内因)や生活上の歪(ひずみ)によって起こるからです。
特に軽度の疾病の場合には、日常の生活習慣、食生活、生活の中のストレス、あるいは人間関係や生活環境に原因があるために、自分自身や自分の生活を知った上でのセルフケアが、病気の予防や健康の維持だけでなく治病にも不可欠になります。

欧米でも、健康管理においてセルフケアの果たす役割が広く認められるようになってきたのは最近のことです。わが国においても、健康に対する自己管理意識の向上、専門医療の高度化、医療費の抑制などに端を発して、その必要性はマスメディアを通じて取り上げられる機会も多くなっていています。しかし、健康・医療に関する情報の氾濫がセルフケアに対する理解を難しいものにしています。医薬品の広告もイメージ的要素が多く、真に薬について知りたい人にとっては不親切なものになっています。
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自分薬局という名称は、セルフケアについて一緒に考えましょうという考え方にもとづいています。
私たちが伝えたいのは、それぞれの積極的なセルフケアです。
いたしかたない場合に、身体の自然の回復力を助けるために薬を服用しますが、病気に対する抵抗力は日常の生活態度が大きく関与します。ほとんどの病気が「生活習慣病」とよばれるゆえんです。
薬には副作用があることをよく認識した上で、ひとりひとりが薬に対する正しい知識を身につけなければなりません。

私たちは薬剤師という職業への誇りを忘れず、皆さまがたくさんの健康情報にまどわされることのないように、また、個人的な判断に終始することのないように積極的なセルフケアの普及に努めたいと考えています。
誰もにとって、健康そのものが人生の目標であるはずがありません。豊かな人生を支えるのが健康であって、そのためにはさまざまなことに好奇心を持ち続ける精神面での健康こそが大切だと考えています。
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by stylejapan | 2012-09-04 06:28 | 商店街の活性化
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