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街の通りの再生に向けて
ショッピングからエンターテインメント、飲食サービス、コミュニティ機能まであらゆるニーズに対応したモール型SC(ショッピングセンター)は、入ったら逃さない式の資本の論理そのものの存在だと思う。

今、はやりの駅中開発も同じである。すべてをパッケージの中で完了させようとする効率主義は便利なようでも生活感覚をかえって貧しいものにする。
アメリカでも「ウォルマートを考える会」などが誕生して、ショッピングカートを使うようなショッピングの形式を見直そうとする動きが活発化している。SCやチェーン店が、街の文化や特色を無くすと同時に地元に対する愛着も無くす要因になっているという捉え方である。
なによりも、街の通りの文化を衰退させたのがモール型SCである。

物販市場主義ではない“真の商業”の復活でしか街の再生はありえないと思う。
地元に対する愛着があるのなら、この辺りの見識を高めてもらいたいものだ。

*先月、ロスで行われた反対デモの動画
ロスアンゼルス・ダウンタウンのチャイナタウンで6月30日、ウォルマート出店に反対するデモ行進が行われた。
by stylejapan | 2012-07-03 09:09 | 地域再生
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