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Brilliant Way to Live & Work
岡本太郎が子供の絵の審査員を依頼された時、下手な絵は1枚もないと結果発表したらしいが、子供の時に絵を上手に描けても大人になるとそうではなくなる人は多い。
ピュアな気持ちを大切にすることがクリエイティブな心を育むと思う。

大人になるに従い、仕事や人生をクリエイティブなスタンスで臨んでいる人とそうでない人の間には「違和感」が生じる。

昨日、若い人たちに東京を案内した。彼らの感想は聞いてはいないが、見聞を広めたことで何かを変えてくれそうな期待を抱く。
若いがゆえに、肉体とともに心の筋肉も柔軟性があると思うからだ。

良い発想は、時代とともに歩みながら、好奇心が旺盛で、無意識のうちにも社会をリサーチしてきた生き方から生まれる。
そこには、仕事に対する「想い」と「情熱」、社会に対する「愛情」が欠かせない。
だからこそ、その発想に社会が期待を抱くのである。


本質を見極めようとする態度がなくても、そのことが悪いわけでない。
ただ、心の表面で感じること、考えたことに従えないのはストレスにつながらないのだろうか。
自分の内側から湧き出る情熱を持てない状態では心は不安定ではないだろうか。

必然性の無いもので活性化を進める人はおそらく自らの欲求不満をそこに落とし込んでくるタイプではないか。
ただでさえ地方にはしがらみ、既得権益、横並び主義が色濃い。
それには、高村光太郎の詩にある「正しい原因に生きる事」だろう。

人生は自分を開発していくプロセスと捉える方がストレスにつながらない生き方ではと思う。
自分の多様性に気づき、それをブラッシュアップさせながら、社会での役割を発揮し続ける人は輝いて見える。

健全な心は、カントの「人間として生まれたからには、人間らしい自由意思を行使し、自律的に行動すべき」という「純粋理性」にもとづく。
周りや上司に気を使いながらの他に依存的な発想や行動では、今のような時代の大きな転換期において、地方を元気にすることは出来るわけがない。

「自分たちの陳腐な体系を大切にして、何を認め、また何を否定すべきかをはじめから決めている人は、自分の気持ちを妨げる意見には耳を貸さない」~エマニュエル・カント「純粋理性批判」
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by stylejapan | 2012-06-07 09:14 | 生活創造プロジェクト
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