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仕事はクリエーション
自分たちは、今どんな時代に生きているのか。その時代のただ中にいるものがそれを理解するのは難しい。

時代を理解するためには、単に観察者という立場からは、原因と結果にはさまれた時代の流れの全体を把握することは出来ない。

しかし、時代の転換期で様々な問題が起きている社会に対して、その課題解決に向けた活動によって広い視野が培えるはずである。

哲学者ハンナ・アレントは、仕事を「クリエーション/創造」と位置づけ、「仕事とは社会に何かを働きかけること」としたが、活動していくことで新しい価値を獲得することになる。なぜなら、そのことは創造性を伴った行為であるからだ。

社会が抱える課題を解決したいという想いを持つ人ほど、推進力が高いと言われている。そういう人にはファンが生まれ、また支持されることによって自らの高いモチベーションの継続につながっていく。





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# by stylejapan | 2017-05-27 07:46 | 生活創造プロジェクト
成功者のイメージ=個人の業績+他人への貢献度
ある人々は、誰かによくしてやると、お返しを期待する。

また、ある人々は、誰かによくしてやったことを意識していて、相手は自分に返すべき恩義があると思っている。

しかし、ある人々は、そんなことを考えもしない。
彼らはブドウの木のようなもので、なんの見返りも期待せずにブドウの実をつける。だから、誰かを助けてやったら、あとは他のことにとりかかっている。

私たちはそのような人間でなくてはならない。 ~マルクス・アウレリウス(ローマ皇帝)












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# by stylejapan | 2017-05-12 00:04 | 生活創造プロジェクト
まわりに貢献し、自分も成長する人
「学習する力」と「実行する力」を兼ね備えた集団をつくり、それを維持出来るかが鍵となる。

集団としての成長は、「実行し成果をあげる」これまでの集団としての側面のみならず、チームメンバーが学習し合い、切磋琢磨し合い、成長し合い、新たなものを創出していくという一連のサイクルがもたらす。

参画者の全員が率直に意見を言う、協働する、試みる、検証するという行動こそが成果を創出する。

組織心理学者のアダム・グラントは、集団に貢献しようとする人が成功するという。「他者に得をさせる=自分の利益が減る」と考えるのではなくて、「他者を幸せにする=自分にとって意義がある・自分も楽しめる」と捉え、仕事は自分以外の誰かの役に立つから仕事として成立すると考える人である。

「利己的か利他的かで分けることは、根本の問題から注意をそらすことになる。なぜ自分を他人から、あるいは他人を自分から引き離そうとするのだろう。この二つを一体化させることが、人間本来の協同性に隠された秘密であるというのに」 ~『共感の時代へ』フランス・ドゥ・ヴァール








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# by stylejapan | 2017-05-11 08:50 | 生活創造プロジェクト
Fast alone, far together
If you want to go quickly, go alone. If you want to go far, go together.
「急いで行きたいなら、一人でいけ。 しかし、もし、遠くへ行きたいなら、一緒にいけ。」というアフリカのことわざがある。

人はひとりで生きているわけではない。それゆえに集団で出来ることは、ひとりで出来ることよりもはるかに大きい。
ただ、人数が増えれば増えるほどは複雑化する。その複雑性の理解の助けになるのが「思考」であり、「社会性」である。それぞれが感情をコントロールして、豊かな社会を目指すために考え抜くことである。

良い集団とは、時代の転換期で様々な問題が起きている社会に対して、一つの解決策を導き出し、そのことで集団としての価値を生み出す。そのためにも広い視野を持つ学習する集団であり続けなければならない。

「学習」というのは、知識を増やすという意味ではなく、自己のあり方を学ぶという機会を得ることによって、それぞれが人生で本当に望んでいる結果を出す能力を伸ばすという意味である。







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# by stylejapan | 2017-05-10 00:56 | 生活創造プロジェクト
世界観
「三つの真実にまさる 一つのきれいな嘘を」は、フランスの人文学者フランソワ・ラヴレェの言葉。
芸術で表現される心を揺さぶる感覚のことではないだろうか。

ブランドの世界観、その空間づくりにおいても、理屈の積み重ねでは心は動かない。イマジネーションを掻き立てる空間であれば、そこに居続けたいと感じるはず。




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# by stylejapan | 2017-05-09 08:44 | 生活創造プロジェクト
全員がリーダーシップを持った集団が成長する
経済が成長を続けていた時代の日本では、どうすれば成果があがるのかがわかりやすく、リーダーがやり方を示し指示・命令していれば、部下の頑張りで自然と成果は出たが、今のような成熟した社会環境では創意工夫とスピードが絶対不可欠のため、ひとりのリーダーが引っ張っていくようなやり方では成果につながらない。

スポーツの世界でも、いち早く体育系の体質から脱皮したところから強くなってきている。そこでは、先輩後輩の上下関係を後退させ、個々と集団が成果を出すためにはどうするかをメンバー全員が考え実践すると同時に、お互いを動機づけ、全員が活躍しやすい環境を協働して整備するというリーダーシップが発揮されている。


リーダーシップとは人を引きつけることではない。そのようなものは煽動的資質にすぎない。仲間をつくり、人に影響を与えることでもない。そのようなものはセールスマンシップにすぎない。(ピーター・ドラッガー)








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# by stylejapan | 2017-05-08 00:25 | 生活創造プロジェクト
学習する集団
学習する集団とは、目的を達成する能力を効果的に伸ばし続ける組織を意味している。変化の激しい環境にあっても、さまざまな時代の変化に耐え、復元するしなやかさを持ち、協働体験から学びながら、時代に適応すべく進化し続ける集団である。

学習する集団とそうではない集団の大きな違いは、それぞれの目的を実践するために勉強し、習得しなければならない理論と手法の体系を身につけようとしているかどうかである。

複雑で変化の激しい時代には、多様な参画者が真の対話を重ね、複雑な現実を見つめ、豊かな社会をつくりあげるという未来のビジョンを共有する中で、個々が自らを創造し、社会の発展に貢献するような集団が必要になる。

スポーツにおいても、集団が真に学習するとき、個々の参加者も、集団の切磋琢磨による学習がなかったら起こり得ないような急激な成長を見せることがある。そこでは集団の協調的行動によってめざましい進化が生み出される。このことは、芸術や科学、そしてビジネスにおいても同様である。







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# by stylejapan | 2017-05-07 01:35 | 生活創造プロジェクト
成長できるか否か
子供の頃は何にでもなれる気がしたのに、年を重ねるごとに、夢をひとつ、またひとつと失っていく。

現状に妥協していくたびに、好奇心の幅も狭くなり、それとのバランスを取ろうとして他の人の意見に耳を貸さなくなったり、メンツが保たれないと深い満足感が味わえなくなったりする。

結果、変化や改善を求められたとき、実際にそのように自分を変えることができる人は15%にすぎないと言われる。些細な状況ですらも、変えていくことの難しさを実感することが多いはずである。

近年の心理学の重要な発見は、「思春期以降も人の知性が発達する余地がある」ことと、その反面「思春期以降に知性のレベルが質的に高まる人があまりいない」ことと言われている。

知性をレベルアップさせ思考様式を変容させるには、固定観念を後退させ、思考と行動を変え、不安を取り除き、そのための時間をかけることが必要になる。そして、目標を掲げてPDCAサイクルを早く回していくことが有効な手段となるはずである。










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# by stylejapan | 2017-05-05 09:00 | 生活創造プロジェクト
ブランドの文化
社会に一石を投じたいという強い想い、培ってきた問題意識、それらが社会の抱える課題解決に向かうものであれば、ブランドは単なる商品やサービスの取引を促すためのものではなく、さまざまな面で人々の生活に浸透し豊かさをもたらすことにつながる。

コンセプトに沿って、企業がくり返し問題の解決に取り組むうちに、ブランドの文化が醸成されてくる。製品であればどこまでラインナップするか、サービスであれば常に一貫した態度を保持する、これが文化の持つ強力な側面である。

この点においてはブランドの文化は自動操縦装置のようなものと言える。

文化が効果的に機能するためには、軸をブラさないことが最重要課題になる。





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# by stylejapan | 2017-05-03 08:16 | 生活創造プロジェクト
共感=人間関係の構築
間違った観点に立って開発されたせいで、失敗する製品が多い。

顧客が本当に必要としているものではなく、顧客に売りたいものにしか目を向けない。

ここで欠けているのは「共感」、つまり顧客が解決しようとしている問題への深い理解。

同じことが人間関係についても言える。
相手にとって何が大切なのかを考えもせず、ただ自分に必要なものを得るために、関係を結ぼうとする。
そんな見方を変えることが、人間関係を深めるための有効な方法になる。(クレイトン・M・クリステンセン)









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# by stylejapan | 2017-05-02 07:41 | 生活創造プロジェクト
充実した日々
仕事への愛情を生み出す要因は、臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグの「動機づけ要因」の研究によると、動機づけは外からの働きかけとはほとんど関係なく、自分自身の内面や仕事の内容と大いに関係がある。やりがいのある仕事、自己の成長、自分が仕事を通じて社会に貢献しているという自負など、仕事そのものに内在する条件がもたらす。

仕事への動機づけが満たされている人は、大金を得ていなくても、仕事を愛するようになると説く。

経営者は自分のもとで働く従業員から、毎日8時間ないし10時間という時間をあずかる立場にある。毎日仕事を終えた従業員が、充実した一日を過ごしたという満足感を抱きながら家に帰れるよう、一人ひとりの仕事を組み立てる責任を担っている。動機づけは経営者のみならず、従業員にも大切である。

「動機づけ理論」では、この仕事は自分にとって意味があるのだろうか?成長する機会を与えてくれるのだろうか?何か新しいことを学べるのだろうか?何かを成し遂げる機会につながるのだろうか?これらを正しく理解すれば、仕事の数値化しやすい側面にそれほど意味を感じなくなることを示唆している。

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# by stylejapan | 2017-04-29 07:10 | 生活創造プロジェクト
ぶれないでいること
コンセプトが気に入ったから、製品を買う、ファンになるといった場合があるだろう。

内発的動機によって、そこからの様々な探究、経験を通じて導き出された一つの方向性や構想を支える哲学がブランドのコンセプトになる。

コンセプトが決まったら、あとはぶれないことである。

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# by stylejapan | 2017-04-28 09:53 | 生活創造プロジェクト
コンセプト
強い想いには、それが空回りでない限り、人をひきつける魅力がある。それは行動力や集中力をもたらし、好奇心や能力開発、そして創造性へとつながっていく。

強い想いがあるからこそ、行動して知識や情報を貪欲に吸収した結果、誰も考えつかなかったようなアイデアへと結びつく。

強い想いは他人から与えられるものではなくて、内発的な動機によるものであり、自分自身で高めてきたものであり、私的なものから、社会的、公的なものへと質を変化させながらパワーアップしていく。

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# by stylejapan | 2017-04-27 09:09 | 生活創造プロジェクト
ブランディングを実行できない理由
日本のアパレル業界の歴史は、自分でデザインしたり、商品を開発しなくても、海外の有名ブランドをライセンス契約で日本に持ってくればいいというようなビジネスで、それで黄金期を迎えた時代があった。

さらにもっと安易に、ブランドや、デザインのアイデアやパターンを輸入するようになり、利益が出て余裕がある時期においても、自らブランドを育てる努力をしなかった。そもそも日本の老舗ののれんが、どれだけのエネルギーによって生み出され、維持され続けているのか。そういう素地が日本にあったのに、戦後に米国式のマーケティングが入ってきて、宣伝やプロモーションによってモノが売れる経験をした。

ひとつのブランドに想いを込めて、哲学やコンセプトを定め、ブランドに合わないことはやらない、というように、突き詰めることでようやくブランドが維持できる。それなのに、露出や知名度を上げることだけに腐心し、目先売れそうなものを追いかけ、百貨店のいい売り場を取ることが、ブランディングだと考えていた。

そうした施策が奏功して売れたわけではなかったかもしれないのに、結果的には経済成長やバブル景気に乗って、売れてしまった。その時の成功体験から抜け切れずにいる人が今でも多く存在する。





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# by stylejapan | 2017-04-21 08:06 | 生活創造プロジェクト
ライフサイクル
「時代に先行する」「時代にジャストミートする」「時代から取り残されている」、これらは企業や製品であっても、人であっても当てはまる。まさに創業期、成長期・成熟期、衰退期のサイクルである。

衰退の萌芽は成長期に既に生まれていると言われる。成長期には当然注目され、そのことで「浮かれて」いるときに時代に追いつかれ、密かに衰退へのプロセスが進行している。しかし、「浮かれる」のは経営者の問題でしかない。

「伝統は革新」はそのための戒めの言葉であるが、経営者なら、今は時代に対応できていても、いずれは対応できなくなる部分に気づくべきである。

時代の後を追うことばかりしていると、いずれは時代から取り残されていくことになる。そうならないためには創業期のような「時代に先行する」姿勢をキープしていくことが必要である。






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# by stylejapan | 2017-04-18 06:02 | 生活創造プロジェクト
Happiness in your career
心から満足したいなら、自分が素晴らしいと信じる仕事をするしかない。
そして素晴らしい仕事をしたいなら、自分が愛する仕事をするしかない。
それがまだ見つかっていないなら、探し続けることだ。
妥協するな。
心の問題と同じで、そういう仕事が見つかればピンとくるものだ。/Steve Jobs






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# by stylejapan | 2017-04-07 06:24 | 生活創造プロジェクト
経験の学校
子供がぶつかる困難には、重要な意味がある。

子供は大変な経験をすることでこそ、生涯を通して成功するのに必要な能力を磨き、養っていく。

気難しい先生とうまくつき合う、スポーツでの失敗を乗り越える、学校内のグループの複雑な人間関係を生き抜く方法を学ぶといったすべてが、経験の学校の「講座」になる。

仕事で失敗する人は、もともと成功する能力に欠けているのではなく、仕事に伴う困難に立ち向かう力を身につけるような経験をしてこなかったのだ。言いかえれば、間違った「講座」を受講してきたということになる。(クレイトン・M・クリステンセン)





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# by stylejapan | 2017-04-05 06:38 | 生活創造プロジェクト
ブレイクスルー
マイナス思考とは、古くは「心配性」「取り越し苦労」などとも呼ばれたが、行動を起こす前に否定的な結論を出したり、想像をめぐらせたりして内向的になる。自分の行く手をさえぎる壁(問題)を前にして、あきらめる。現実の悪い面に着目したり、今後の展開についても、悪い方向へ進むだろうと考える。

プラス思考とは、活発的にいろいろと行動し、失敗をしてもすぐに切り替えて次の行動に移したりする。何かをする時も、あまり不安要素を考えず、とりあえず行動してから、ダメだったらまた次を考えようと、常に前向きに考えたりする。自分の行く手をさえぎる壁(問題)を、なんとかして乗り越えようとする意志を持つ。現実のよい面に注目したり、今後の展開についても、よい方向へ進むだろうという思考。

挫折や修羅場をくぐってきた人ほど、その経験を糧に、プラス思考の人が多い。つらいことから逃げ出さない勇気やチャレンジした経験によってプラス思考は培われるのかもしれない。

ブレイクスルー思考とは、目の前にある壁そのものを解決することに価値を見出し、それらを価値のある試練として受けとめることにより、その壁を自分の中に吸収しながら問題点を見つけ出し、知恵と工夫によって一見閉じられているかのように見える状況を楽々と突破していく思考方法。

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# by stylejapan | 2017-04-04 08:31 | 生活創造プロジェクト
強い店、強い個
「商店街」という言葉は、住民や来訪者にとっては街へのゲートウェイとしての「場所」であるが、商店街組合という「集団」の組織を指すことがある。国による支援の対象も組合であった。補助金によってアーケードやカラー舗装、街灯などが整備されてきた。

元々はなにもない所に「強い店」が生まれ、その周辺に店が増えることによって「商店街」が形成されていったわけだが、今では廃れていても既存店から新たな出店に対して拒否反応があったり、特に同業者の出店ともなれば難しかったりする。

そして、この流れからは商店街の再生は不可能である。再生へのプロセスは、商店街形成の原点に立ち戻り、成功を目指してリスクを背負って挑戦する「強い店」が誕生し、そこにお客さんが集まり、さらに「強い店」が増えていく、「店が店を呼ぶ」という流れを作っていくことだと思う。

イベントにエネルギーを費やすよりも、期間限定の実験店舗の方が有効だと思う。目的は出店を促すためのデモンストレーションであり、「場所」の可能性を知ることにつながる。

「場所」としての商店街、「集団」の組織としての商店街、このあたりの整理が不可欠になる。

商店街に限らないが集合体として進化するためには「強いリーダー」の存在によるものではなくて、「強い個」の集まりであることが条件になる。個々の目的意識が明確であり、仕事を通じて社会へ貢献したいという想いが強さにつながっている。そして社会をより豊かにしたいという点で全体のベクトルが自然と共有されている。






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# by stylejapan | 2017-03-18 20:30 | 生活創造プロジェクト
切磋琢磨の環境とフリーライダー
ある集団がそれぞれのメンバーの努力や貢献によって付加価値を産み出すとき、自分は何も貢献せず、他のメンバーの貢献によって得られた集団としての付加価値の恩恵にはあずかる人のことを、集団の利益に“タダ乗り”する人という意味で「フリーライダー」といい、本来は社会学や経済学などで使われる学術用語。

集団の秩序は、価値観の共有や協力行動によって形成されるとするが、アメリカの経済学者であり社会学者でもあるオルソンは「人間のエゴイズムの本性」によってフリーライダーの参加を批判した。オルソンは著作「集合行為論」において集団の秩序は、こういった利己的で貢献意識の弱いフリーライダーが増加することによって崩れやすくなるという警鐘を鳴らした。

参加することによって報酬が得られない集団においては、個々に目的意識が明確にあり、社会全体に貢献しようとする協力行動そのものへの使命感を持っていることが条件になるが、マズローの「人間性の本質」において低次の欲求に挙げられている「所属の欲求」を満たすために参加することもあり、その場合は集団を「仲良しクラブ」に導くことがある。

フリーライダーを防ぐには、互いが切磋琢磨できる機会と互いを健全に批判しあえる人間関係の重要度が社会科学の研究でも証明されている。







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# by stylejapan | 2017-03-10 05:31 | 生活創造プロジェクト